2019-04-08公開

クレジットカードのセキュリティコードって何?流出時の正しい対応は?

クレジットカードのセキュリティコードって何?流出時の正しい対応は?
画像出典:fotolia

ネットショッピングなどで入力を求められる、クレジットカードのセキュリティコード。「一体何の意味があるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。今回はセキュリティコードの役割や、万が一流出してしまった場合の対応などを解説します。

更新日時:2019-10-10

クレジットカードにあるセキュリティコードとは

セキュリティコードとは、クレジットカードのセキュリティを向上させるための数字の番号です。カード番号や有効期限からは独立しており、かつ磁気情報にも含まれません。明細書や伝票に書かれることもなく、クレジットカードの所有者本人にのみ知ることのできる情報です。万が一磁気情報などからカード情報が第三者に知られてしまっても、クレジットカードの実物に記載されているコードを入力しなければ使用できないことで安全性を確保しています。

セキュリティコードはクレジットカードに記載されているだけなので、物理的に見られなければ流出することがありません。詳しくは後述しますが、セキュリティコードを物理的に見られることがないように対策することも可能です。あらかじめ対策を知ったうえで注意しておけば、セキュリティコード流出のリスクは最低限に抑えることが可能です。

なお、セキュリティコードはカード会社によって呼び名が違い、CVCやCVV、CIDといわれていることもあります。したがって、セキュリティコードの入力を求められた場合には、これらの番号を使用すれば問題ありません。

ちなみに、CVCはCard Verification Code、CVVはCard Verification Value、CIDはCard Identification Number の略です。Verificationとは「検証」を意味します。呼び方が違っても、役割はまったく同じです。

セキュリティコードとは

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クレジットカードのセキュリティコードが確認できる位置

セキュリティコードは数字でカード本体に記載されていますので、お手持ちのクレジットカードをぜひ確認してみてください。クレジットカードのどの位置に記載されているかは、国際ブランドにより異なります。一般的にはクレジットカードの裏面が多く、「Mastercard」「Visa」「JCB」はカード裏面に記載されています。

一方で、「American Express」の場合、セキュリティコードが書かれているのはクレジットカードの表面です。複数のクレジットカードを持ち歩いている方は、確認したいときにどの場所に記載されているかを迷わないように確認してみましょう。

まとめると、以下のイラストのようになっています。

Mastercard/Visa/JCB:カード裏面

Mastercard/Visa/JCB:カード裏面

American Express:カード表面

American Express:カード表面

セキュリティコードはクレジットカードを直接見て物理的に確認する以外に方法がなく、それによってセキュリティを高めています。

クレジットカードのセキュリティコードは何桁?

先ほど「セキュリティコードが裏面に書かれている」と紹介した「Mastercard」「Visa」「JCB」では、コードは3桁となっています。カード署名欄の右端3桁が、セキュリティコードです。

「American Express」の場合は、クレジットカード表面にあるカード番号の右上4桁がセキュリティコードになります。このほかの種類のクレジットカードについては、セキュリティコードは3桁の場合が多いでしょう。

まとめると、各カードの表示面と桁数については以下の表のようになっています。

クレジットカードのセキュリティコードは何桁?

セキュリティコードは桁数が少ないので、覚えておくとすぐに入力することができます。使うには便利ですが、裏を返せば人に見られると一瞬で記憶される可能性もあるということです。

悪意を持ってクレジットカードを見られることは稀ですが、ありえないわけではありません。また、セキュリティコードだけ記憶されても問題ないのですが、磁気情報とあわせて盗まれるとそのままクレジットカードを使われてしまいます。

セキュリティコードを覚えられると、少なくともセキュリティコードによる防犯効果がなくなってしまうので、不用意に人に見せない方が良いです。ショッピング以外の目的で他人にクレジットカードを見せたり、コードを聞かれても教えたりしてはいけません。

なぜクレジットカードを利用する際、セキュリティコードの入力が求められるの?

セキュリティコードの入力が必要な理由は、最初にご紹介したとおりクレジットカードの安全性を確保するためです。

セキュリティコードはカード本体のみに書かれている番号ですから、実物のクレジットカードが手元にないと知ることはできません。そのため、店舗がカード本体を確認できないネットショッピングの場合に、カード所有者本人が利用していることを証明する意味でセキュリティコードの入力が求められることがあります。

セキュリティコードの入力を求めることで、第三者にカード番号が知られてしまったり、ランダムな番号を使用してカード所有者本人以外がカード決済を行おうとしたりしても、セキュリティコードが間違っている場合にはエラーとなり決済できない仕組みになっています。

セキュリティコードとカード情報の両方を入力する仕組みにすることで、不正に入手したカード情報でのショッピングを阻止しているのです。

ただし、ネットショッピングのすべてで、セキュリティコードの入力が必須となっているわけではありません。そのほかの情報から総合的に本人の利用であるかを確認しているという例もみられます。

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セキュリティコードがないクレジットカードもある?

10年以上前に発行されたクレジットカードですと、セキュリティコードの記載がないものもあります。ただし、ここ5年以内に発行されたクレジットカードであれば、セキュリティコードは記載されているはずです。

そのため、ほとんどの人は気にする必要はないのですが、万が一セキュリティコードの記載がなく、なおかつ必要な場合はカード会社に問い合わせる必要があります。

セキュリティコードがないとセキュリティ面が弱くなるだけではなく、インターネットでのショッピング自体ができない場合があります。なぜなら、セキュリティコードの入力を必須にしているウェブサイトがあるからです。

セキュリティコードは、入力を必須化することでその意味を発揮しています。現状、インターネットでの不正利用の防止にはセキュリティコードの利用が一般化しているため、今持っているクレジットカードにセキュリティコードがないなら、カード会社に問い合わせてつけて(再発行して)もらった方が良いでしょう。

10年以上前のクレジットカードだからセキュリティコードを割り当てられないということはないので、そのほかのカード情報は変更せずにセキュリティコードのみつけてもらうことが可能です。

クレジットカードのセキュリティコードの安全性を守る仕組み

セキュリティコードによってクレジットカードの安全性が守られるといっても、いまいち腑に落ちない、磁気情報で読み取れないことでどのようなメリットがあるの?という疑問を持たれている方もいるでしょう。

そこで、より具体的にセキュリティコードによって防げる不正などを解説します。セキュリティコードによって防げるのは、「店頭でカードの磁気情報を盗むスキミング」「無作為にカード番号を作り出すクレジットマスター」などによる不正利用です。

カード本体がなくてもカード情報のみでクレジットカードが使える場面というとインターネット上での利用になりますが、セキュリティコードの入力を必須化しているウェブサイトも多く、結果的にセキュリティコードがないと利用できません。

セキュリティコードは磁気情報の中に組み込まれていないため、スキミングによってセキュリティコードが盗まれることはありませんし、無作為のカード番号を利用しようとしても、セキュリティコードまで作り出すことは非常に困難です。

つまり、万が一磁気情報からカード情報が盗まれたり、カード番号を第三者に知られてしまったとしても、セキュリティコードがあるおかげで不正利用されないケースもあるということです。

逆にいえば、セキュリティコードだけ記憶されたとしても、そのほかのカード情報が知られていなければクレジットカードを利用することはできません。クレジットカードを利用する際に複数の情報を必要とすることで、安全性を高めています。

クレジットカードのセキュリティコードの安全性を守る仕組み

図のとおり、磁気情報と結びついているのはカード番号の部分のみです。セキュリティコードは磁気情報に含まれません。

クレジットカードのセキュリティコードが読み取れなくなってしまった場合は?

クレジットカードが擦れるなどして、セキュリティコードが読み取れなくなることがあります。その場合はカード会社に問い合わせてみましょう。クレジットカードを再発行し、郵送してくれるはずです。

クレジットカードを再発行してもらった際にセキュリティコードが変更になるかどうかですが、カード会社の規約と再発行時の状況によります。ただし基本的には、セキュリティコードが読み取れなくなった、などクレジットカードの破損による再発行では、セキュリティコードは変更されないケースもあります。

一方で、カード番号などそのほかのカード情報も変更された場合や有効期限の更新にともなう新カード発行の場合は、セキュリティコードも変更されるケースが多いです。

クレジットカードのセキュリティコードの注意点

第三者に知られないようにする必要がある

セキュリティコードはクレジットカード本体に記載されているため、クレジットカードを物理的に紛失すると第三者に知られてしまいます。メモのつもりで紙にセキュリティコードを書くことや、SNSなどにクレジットカードの写真を載せることもセキュリティコード流出の要因です。自分のセキュリティコードが漏れているかもしれないと気になったら、カード再発行手続きについてカード会社に問い合わせることをおすすめします。

悪用に注意し、万が一のときはすぐに連絡

クレジットカードが手元から離れてしまえば、その間に悪用されるリスクが高まります。万が一クレジットカードを紛失した場合は、速やかにカード会社に連絡してクレジットカードを停止、再発行しましょう。

再発行するとセキュリティコードは変更される

再発行した際のセキュリティコードについては、変更になる場合とそうでない場合があります。詳細は各カード会社の規約によりますが、破損による再発行などそのほかのカード情報が変更されない場合は、セキュリティコードも変更されないケースが多いです。

逆に期限切れによる更新やそのほかカード情報を変更して再発行した場合は、セキュリティコードも一緒に変更されるケースが多くなります。

故意に削るのは改ざん

故意にセキュリティコードを削る行為は、クレジットカードの改ざんに当たります。禁止事項なので、絶対に削ってはいけません。

クレジットカードのセキュリティコードを正しく知って安全性UP!

インターネットショッピングの普及によって、オンラインでカード決済を行うことも増えてきましたが、セキュリティコードによって、クレジットカードを使った決済がより安全になりました。

セキュリティコードはカード番号とは独立しており、加盟店での保存は禁止されているため、万が一カード番号が流出してしまっても、セキュリティコードまで知られることは通常ありません。セキュリティコードはカード本体に記載されていますので、クレジットカードの所有者ではない第三者が、本人になりすましてカード番号のみでカード決済を行うことはできないようになっています。

クレジットカードのセキュリティコードは、カード決済の安全性の確保の一端を担っています。インターネットでお買い物をする際に安全にクレジットカードが使えるのは、セキュリティコードがあるおかげです。

この記事を書いた人yeah.peach

元金融系SE。現在はフリーランスとして、Webライティング、Webディレクター業務、受託開発、などで生計を立てている。主な執筆ジャンルはIT(プログラミング、IT転職、受託案件)、金融(投資、税金、クレジットカード、保険)など。

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