2019-04-08公開

クレジットカードは何枚持つのがベスト?適正枚数の決め方や複数持つ際の注意点を解説

クレジットカードは何枚持つのがベスト?適正枚数の決め方や複数持つ際の注意点を解説
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「特典がお得なら、何枚もクレジットカードを持ちたい!」と思ってしまいますが、クレジットカードは何枚持つのがベストでしょうか?この記事では、クレジットカードの平均の保有枚数や、適正枚数の決め方複数持つ際の注意点などを解説します。

更新日時:2019-08-30

クレジットカードの平均保有枚数

クレジットカードは、1人で複数枚を所有することができます。日本クレジット協会が行っている「クレジットカード発行枚数調査」によると、2018年3月末のクレジットカード契約数は2億7,827万枚にのぼります。成人の人口比で単純計算しても、1人あたり2.7枚を所有していることになります。

なお、JCBの「クレジットカードに関する総合調査(2018年)」では、クレジットカード保有者の平均保有枚数は3.2枚という結果でした。1~3枚という人がそれぞれ20%台でしたが、なかには「7枚以上保有している」という人も約6%存在していることがわかり、「クレジットカードは複数枚持っている」という人が多数派です。

またクレジットカード保有率と保有枚数の推移を表したグラフは以下です。

クレジットカード保有率

出典:株式会社ジェーシービー(クレジットカードに関する総合調査)2018年度版 調査結果レポート

クレジットカード保有枚数

出典:株式会社ジェーシービー(クレジットカードに関する総合調査)2018年度版 調査結果レポート

年齢・性別・地域別の保有枚数は、以下のグラフのようになっています。

年齢・性別・地域別の保有枚数

出典:株式会社ジェーシービー(クレジットカードに関する総合調査)2018年度版 調査結果レポート

全体的に年齢層が上がるほど保有枚数が多く、また男性の方が保有枚数は多い傾向にあります。地域による差としては、甲信越・北陸が少ないですが、ほかの地域ではそこまで大きな差はないようです。

また年収別のクレジットカード保有枚数は以下です。

年収別保有枚数

傾向としては、年収が増加するにつれてクレジットカードの保有枚数も増加しています。

クレジットカードの枚数はどう決める?

クレジットカードを何枚持つかは、「利用目的にあわせて必要最低限」というのがおすすめです。

クレジットカードの利用目的には、「ポイントやマイルを貯めたい」「ステータスを上げたい」「買い物の割引に利用したい」など様々な理由があると思います。

その目的に最も適した1枚をメインのクレジットカードに決め、足りない部分を補うことができるクレジットカードをサブカードとして持っておくとよいでしょう。何枚も持てばよいというものではありません。

あえて枚数を挙げるとするなら、メインのクレジットカードが1枚、サブカードは2~3枚程度が一般的と言えるでしょう。使う際にも、基本的にはメインのクレジットカードにポイントを集約させ、必要な場合にはサブカードを使って特定のサービスや特典を受ける、という使い方が可能になります。

メインのクレジットカードとしての条件

まずメインのクレジットカードの条件としては、「頻繁に利用する店舗、もしくはネット通販で使用できること」「還元率が高いこと」という2つの条件を満たしているのがベストです。

前者の条件に関しては、頻繁に使用できないとメインのクレジットカードにはならないので、必須条件と言えます。また、還元率が高いという後者の条件も満たしていることで、買い物のほとんどでメインのクレジットカードを使用し、効率的にポイントを貯めていくことが可能です。

サブのクレジットカードを持ってはいても、基本的にメインのクレジットカード1枚に絞って利用していった方が、ポイントをまとめて貯めれるので効率的でお得になります。

サブのクレジットカードを持つ理由

では、なぜサブのクレジットカードを持つのかですが、それには「そのクレジットカードならではの割引や特典がある」「メインのクレジットカードが利用できないときに使える」といった理由があるからです。逆に言えば、このようなメリットがないのであれば、サブのクレジットカードを持つ意味はありません。

「そのクレジットカードならではの割引や特典がある」については、利用頻度に関わらず、そのクレジットカードを所持しているだけで割引・特典が受けられるクレジットカードもあります。こういったクレジットカードであれば、何枚か持っておく価値があるでしょう。

「メインのクレジットカードが利用できないときに使える」については、店舗によっては特定の国際ブランドしか使えない場合があります。そのため、異なるブランドのクレジットカードをサブカードとして用意しておくと便利です。

自分がメインのクレジットカードを上限ギリギリまで使用してしまったためにもう使えない、あるいは、来月の買い物は控えるから今月は限度額以上に使いたい、といった状況も考えられるでしょう。こんなときにも、サブカードがあると便利です。ただし、何枚もあるとかえって使いすぎてしまう可能性があるので、メインのクレジットカードを含めて持つのは2~3枚程度に抑えておくのが賢明です。

また、クレジットカードを何枚も増やしても紛失・盗難の恐れがある、単純にかさばる、といったデメリットが発生してしまうため、本当に必要なサブカードを吟味して選ぶようにしましょう。

クレジットカードを複数枚持つメリット・デメリット

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クレジットカードを複数枚持つメリット・デメリット

クレジットカードの保有枚数の平均は「2~3枚」だとご紹介しましたが、複数枚持つことにはメリットがある反面、デメリットが存在することも事実です。そのメリットとデメリットを挙げてみます。

クレジットカードを複数枚持つメリット

クレジットカードを複数枚持っていると、以下のようなメリットが得られます。

・1枚が限度額オーバーで使えなくなったとしても、別のクレジットカードを利用することが可能
・そのサービスの対象となるクレジットカードを使って、割引や特典をフル活用することができる
・クレジットカードを利用目的に応じて使い分けができる
・磁気不良等で1枚のクレジットカードが使えない場合も、ほかのクレジットカードを利用できる
・海外旅行傷害保険の補償額を合算できる

所有するクレジットカードの枚数が増えると、個別のクレジットカードの限度額は増えていなくても、実際に使える金額は合算された状態になります。たとえば、限度額50万円のカードA、限度額30万円のカードBを持っていれば、トータルで80万円のカード利用ができるわけです。個別のクレジットカードの限度額以上の金額を1つの買い物で使用することはできないものの、別々に使用すれば、その合計額は相当大きくすることができます。たとえば、結婚式への参列が続くなど、出費が多い月などにはとても便利でしょう。

ほかにも、使いたいサービスや受けたい割引、特典が複数ある時も、クレジットカードを複数枚持つ大きなメリットとなります。特にポイントサービスなどは様々なものがあるので、それに応じたクレジットカードを複数枚契約し、使い分けるとさらにお得です。

また、クレジットカードは磁気不良などで使えないことがまれにあります。その際にも、複数枚のクレジットカードを持っていると代用できて安心です。特に店舗のレジで磁気不良を起こしてしまうと、後ろに並んでいるほかのお客様を待たせてしまうことにもなりかねません。そのときに、さっとほかのクレジットカードを出せると、支払いもスムーズに進められるでしょう。

保険の合算もメリットの1つです。海外旅行傷害保険を例にあげると、病気やケガの治療費用や救援者費用、賠償責任や携行品損害などは、クレジットカードごとに付帯の保険の補償額を合算できます。特に、海外旅行での思わぬケガが心配な方は、クレジットカードを複数枚持つことは大きなメリットです。

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クレジットカードを複数枚持つデメリット

・複数枚のクレジットカードを持っていると、管理が大変になる
・暗証番号をクレジットカードごとに設定している場合、いざ使うときに暗証番号を忘れてしまうリスクがある
・年会費が発生するクレジットカードを複数枚持っている場合には、負担が大きくなりがち
・ポイントが貯まるクレジットカードの場合、貯めているポイントが分散してしまって貯まりにくくなってしまう

クレジットカードが複数枚あると、物理的な管理、暗証番号の管理が面倒になります。セキュリティ面を考えると暗証番号はクレジットカードごとに変えた方がよいですが、そうすると忘れてしまう可能性もあるでしょう。

さらに万が一紛失した場合、不正利用を防ぐためにはすぐにクレジットカードの利用を停止する必要があります。複数枚のクレジットカードを紛失したのであれば、各カード会社に連絡する手間が発生します。事後対応もクレジットカードの枚数分必要になるので、これも面倒に感じられるでしょう。

また、年会費が発生するクレジットカードを複数枚持っている場合、当然それらのクレジットカードの年会費を支払う必要があり、所有するだけでもコストがかかることを意識しなければなりません。

複数枚のクレジットカードを持てば、ポイントサービスも分散されるので、サブカードを使えば使うほどメインのクレジットカードのポイントが貯まる機会を逃してしまいます。ポイント獲得を重視する人には、これは見逃せないデメリットでしょう。

クレジットカードを1枚だけ持つメリット・デメリット

クレジットカードを1枚だけにするメリット・デメリットについても、ここで知っておきましょう。

クレジットカードを1枚だけ持つメリット

・暗証番号やクレジットカード本体、利用残高などの管理が簡単
・万が一紛失した場合もすぐに気づきやすい
・年会費の負担が少ない(年会費が発生するカードを持っている場合)
・ポイントが分散されないので貯まりやすい

1番のメリットは、管理が簡単だということでしょう。暗証番号にしても物理的な管理にしても、1枚分の負担のみで済みます。万が一紛失した場合も気づきやすく、紛失後の処理も1枚分で済みます。

年会費のかかるクレジットカードを何枚か持っていると年会費は高くなりますが、1枚であれば年会費がかかったとしても負担が少ないです。またポイントが分散せず貯まります。ポイントが集中していた方がまとまったポイントになりやすいので、使いやすいでしょう。

クレジットカードを1枚だけ持つデメリット

・クレジットカードを紛失したり盗難に遭ったり、破損したりして使えなくなった場合に不都合が生じる
・持っているクレジットカードが使えない可能性がある

クレジットカードが1枚しかないと、万が一紛失・盗難や破損が起こった場合に再発行までは時間がかかるため、その期間中は手元にクレジットカードがなくなることになります。

また、持っているクレジットカードが限度額オーバーなどで使えない場合、クレジットカードが使用できず現金払いをせざるを得ません。単純に利用したいお店が持っているクレジットカードに対応していない可能性もあるので、その場合も当然使えません。

クレジットカードを複数枚持つときは多重申込みに注意!

お得なクレジットカードを見つけると、すでにクレジットカードを持っていても、新たにもう1枚作りたくなるかもしれません。しかし、短期間に複数のクレジットカードを申し込んだ場合、発行されないこともあります。

なぜかというと、短期間の多重申し込みは、「お金に困っている人」と判断されることがあるためです。そのため、クレジットカードを複数枚持ちたいときには、申し込みの間隔に注意しましょう。

何枚までが大丈夫かという基準は、クレジットカード会社ごとに異なり公開されていません。ただし、指定信用情報機関のCIC(クレジットカード会社が共同出資して設立された機関)によると、申込情報は照会日より6カ月間保有されます。

信用情報機関ではカード会社やカード会社に登録している個人情報も管理しており、審査基準などの相場についても把握しています。つまり申し込み間隔は6カ月程度空けた方が良いと判断できるので、目安としての信憑性は高いでしょう。

短期間に何枚かのクレジットカードを申し込むケースとしては、以下のような場合が多いのではないでしょうか。

・入会ポイント目当てでクレジットカードを申し込む
・様々なサービスの特典を受けたい
・自己アフィリエイトなどで稼ぎたい

客観的に見て、純粋にクレジットカードを必要としての申し込みではないと判断されやすく、そのため、こういった動機で何枚もクレジットカードを作る場合、審査に通りにくくなるため、申し込み間隔を空けることが賢明です。

目的に合わせてクレジットカードを作ろう!

クレジットカードには様々な特典があります。何枚か持っておくとそれだけお得になる機会も増えますが、管理が煩雑になる点には注意が必要です。今持っているクレジットカードの中で、使っていないクレジットカードはありませんか?
たとえば、「以前使っていたサービスが、引っ越しなどに伴い使わなくなった」「車に乗らなくなったことで不要になった」など、思い当たる点があるかもしれません。この先も使わないだろうと判断したクレジットカードは、検討の上、解約してもよいでしょう。

不要なクレジットカードを持っていることは、それだけでもリスクがあります。紛失すれば悪用される可能性がありますし、また頻繁に使用するクレジットカードと違い、紛失したことに気が付かない可能性も高いでしょう。このような事態を防ぐためにも、クレジットカードは必要な枚数に厳選する必要があるのです。

クレジットカードの適正枚数は2~3枚だとすると、まずはメインで使うクレジットカードを1枚選んでみてください。サブカードが何枚か必要な場合には、目的に応じて新しく作ってみましょう。

この記事を書いた人yeah.peach

元金融系SE。現在はフリーランスとして、Webライティング、Webディレクター業務、受託開発、などで生計を立てている。主な執筆ジャンルはIT(プログラミング、IT転職、受託案件)、金融(投資、税金、クレジットカード、保険)など。

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