2019-06-12公開

クレジットカードのサイズとは?大きさは世界共通!

クレジットカードのサイズは世界共通?国際規格で決まってる理由とは
画像出典:fotolia

クレジットカードのサイズはどれも一緒ですよね。実はクレジットカードのサイズは世界共通で、国際規格に基づいて作られています。今回は、クレジットカードにまつわる規格や統一されている理由など、ちょっとしたトリビアを紹介します。

クレジットカードのサイズは発行会社に関係なくすべて同じ

クレジットカードのサイズは縦53.98mm×横85.60mm×厚さ0.76mmです。このサイズは国際規格で決められており、国や発行会社に関係なくすべてのクレジットカードの大きさは同じです。

クレジットカードは、身分証明書カードの国際規格「ISO/IEC7810」の4種類の規格のうち、「ID-1」のサイズが採用されています。

「ID-1」が採用されているカードは、クレジットカード以外に自動車運転免許証や銀行のキャッシュカード、健康保険証などがありますので、最も身近に感じるカードサイズでしょう。

ちなみに、この「ID-1」は「黄金比率」(1:1.618)と呼ばれるサイズです。黄金比率は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザの微笑み」などの芸術作品をはじめ、建築物、デザインロゴなどにも数多く採用されている「人間が最も美しいと感じる比率」です。クレジットカードのサイズ感に使いやすさや安心感を覚えるのは、この黄金比率のためかもしれません。

クレジットカードのサイズは国際規格で決められている

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クレジットカードのサイズが決められている2つの理由

では、なぜクレジットカードのサイズは国際規格で決まっているのでしょうか。その理由は2つあります。

1つは、コストを削減するためです。ご存知の通り、クレジットカードで決済する際には、専用の機械で情報を読み取り、支払い処理をします。もし、クレジットカードのサイズがカードによって異なると、読み取る機械もサイズの種類分だけ必要です。そうなると、お店側では機械の準備に高いコストがかかるため、クレジットカード決済の導入自体が難しくなってしまいます。そこで、1台の機械でどのクレジットカードも決済ができるよう、規格が統一されました。

もう1つは、決済ミスをなくすためです。クレジットカードのサイズが違うと、種類の数だけ専用の機械が必要になります。機械が違うということは、それだけ準備や操作に時間がかかるだけでなく、操作ミスを起こしてしまう可能性もあるのです。簡単かつ確実に決済処理ができるよう、サイズを統一する必要がありました。

サイズ以外に国際規格で決められている部分とは

磁気テープの位置

磁気テープの位置も国際規格「ISO/IEC7811-2」で決まっています。磁気テープとは、クレジットカードの裏面上部にある黒い帯のことです。磁気ストライプとも呼ばれ、専用の機器でスキャンすることで、記録されているデータを読み込んだり書き換えたりできます。位置を統一することで、国内・海外どこの店舗でも同じ専用機器で利用できる仕組みです。

ちなみに、日本のクレジットカードには日本特有の規格JIS-IIがあり、表裏どちらにも磁気テープがある特殊なカードとなっています。そのため、日本の決済端末は、両方の磁気テープを読み取れる少し複雑な構造です。

カード番号の位置

カード番号の位置についても、国際規格「ISO/IEC7811-1」で決まっています。カード番号の位置は、クレジットカードの表面、中央より少し下です。また、文字の大きさや字体、間隔なども同じく国際規格ですべて統一されています。

ちなみに、一般的なクレジットカードの番号は16桁(4桁・4桁・4桁・4桁)で構成されていますが、カード番号の桁数は、国際ブランドによって異なります。VisaやJCB、Mastercardは16桁、American Expressは15桁(4桁・6桁・5桁)、DinersClubは14桁(4桁・6桁・4桁)です。そのため、国際ブランドによって、多少文字の間隔に違いがあります。

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耐久性

クレジットカードには物理的な特性である「耐久性」についても国際規格「ISO/IEC7810」で定められています。耐久性を統一することでクレジットカードの破損や劣化をおさえ、ATMで使えなかったり、機械が故障したりというリスクを減らすことができます。

具体的には、
・曲げた時の強さ
・光や熱からの耐性
・毒性
・可燃性
・薬品などの耐性
・湿度や温度によるねじれ耐性
などが規定されています。

このように、規格によって一定の耐久性が確保されているクレジットカードですが、破損しないというわけではありません。もし、クレジットカードが割れた、曲がったという状態で機械に通してしまうと、機械の故障リスクもあります。早めにカード会社に連絡して、新しいクレジットカードを発行してもらうようにしましょう。

ICチップ

クレジットカードには、接触型のICチップが搭載されていますが、このチップについても、国際規格「ISO/IEC 7816」にて最低限の仕様が標準化されています。クレジットカードでは、さらにセキュリティ機能などを定めた「EMV仕様」という共通の規格が採用されています。

クレジットカードのICチップは何のため?メリットや取扱上の注意点まとめ

クレジットカードのサイズは世界共通!

クレジットカードは、世界共通で使えるようにサイズ、磁気テープやカード番号の位置、耐久性などが国際規格で統一されています。普段見慣れているクレジットカードに、このような秘密があったとは驚きですね。クレジットカード以外にも、このサイズが採用されているカードは数多くあります。

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この記事を書いた人トウマ

大学卒業後、証券会社に就職。お客様の株の売買や新規口座開設の案内などカスタマーサポート業務を担当。在職中に証券外務員I種の資格を取得。資格取得後は幅広い金融商品を取り扱う業務に従事。
現在はWebライターとして活動。証券会社時代の経験を活かして、投資やFX、クレジットカードなどのお金に関する情報を初心者向けに発信しています。

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