2019-07-11公開

クレジットカードでの購入は、返品やキャンセルの場合どう返金されるの?

クレジットカードでの購入は、返品やキャンセルの場合どう返金されるの?
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クレジットカードで支払った商品やサービスをキャンセルしたいとき、どのような手順を踏んだら良いのでしょうか。今回は、クレジットカードを利用して購入した際のキャンセル・返金の流れや注意点などを解説していきます。

更新日時:2019-11-20

クレジットカードで支払ったお金は返金できる?正しい手順を把握しよう

クレジットカードで支払いをした場合、一旦カード会社が支払いを立て替えて、後日カード会社が契約者へ請求しています。このような後払いの仕組みであるクレジットカードでは、カード払いしたものをキャンセル・返品した場合に返金ができるのでしょうか?

基本的に、クレジットカードで支払ったものを返品する場合、返金処理はカード会社によってクレジットカードの請求金額の調整という形で行われます。

返品・キャンセルの場合、店舗の申し出に基づき、カード会社がキャンセルを行います。クレジットカードではカード会社が立て替えた金額を契約者へ請求しているという仕組みのため、カード会社からキャンセル分の請求が取り消されることになるのです。

ただし、キャンセル・返品のタイミングや請求金額によっては、カード会社からの入金という形で口座へ直接返金されることがあります。詳細は「クレジットカードの返金のタイミングはいつ?返金の流れをチェック」の項目をご覧ください。

クレジットカードの返金の手順

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クレジットカードでの支払いをキャンセル(取り消し)したい場合の流れは?

実店舗の場合

実店舗の場合

クレジットカードで購入した商品やサービスをキャンセルしたい場合、まず利用した店舗に出向き、返品・キャンセルしたいということを申し出ます。このとき、スムーズに手続きができるように、返品したい商品などと一緒に、利用したクレジットカードとレシート、もしくは利用明細を持参しましょう。
クレジットカードで支払った場合、店舗によるキャンセル処理を行って貰うことになります。たとえ、直接カード会社に連絡したとしても返金の手続きはできませんので注意しましょう。

オンラインショップの場合

オンラインショップの場合

基本的には実店舗の場合と同じ流れです。オンラインショップの場合は実店舗がありませんので、返品したい旨を申し出たあと、商品を返送する必要があります。一般的に、商品の返品がなされてから店舗がカード利用のキャンセル処理を行うという流れになりますので、オンラインショッピングなどの場合は早めに申し出や商品の返送を行いましょう。また、店舗によっては、商品の返品期限が決められている場合もありますので、その点にも気をつけてください。

クレジットカードの返金のタイミングはいつ?返金の流れをチェック

先ほど解説したように、クレジットカードの返金処理は「カード払い分の取り消し」という処理が行われます。この表現だけではわかりにくいので、クレジットカードの支払い額が確定する前と後の場合に分けて具体的に説明しましょう。

その前に、クレジットカードの支払い額が確定するスケジュールについて解説します。このスケジュールはカード会社によって異なりますので、楽天カードを例に説明しましょう。

楽天カードの場合、口座振替の場合は毎月12日、コンビニ・銀行振込払いの場合は毎月10日に請求金額が確定します。ただし楽天カードは、キャンセルの場合別途スケジュールが設けられており、「カード利用日の翌月5日」の前後かどうかによって対応が変化します。また、キャンセルの計上は、楽天e-NAVIの利用明細ページから「返金額」として確認できる場合と、明細には掲載されず、キャンセル分の金額が差し引かれる場合とがあります。

支払い額確定の仕組みは各カード会社によって異なりますので、気になる方は各カード会社における支払い額確定・キャンセルの場合のスケジュールを確認してみましょう。

クレジットカードの支払い額が確定前の場合

ここでは、クレジットカードの支払い額が確定する前の段階で返金手続きが行われた場合について考えてみましょう。上記の楽天カードの例で見ると、カード利用の翌月5日より前にキャンセル情報が届いているケースです。この場合は、まだ実際の支払い金額が確定していませんので、商品分の代金が取り消し処理され、請求はされません。

クレジットカードの支払い額が確定後の場合

次のクレジットカードの支払い額が確定してしまっている場合は、キャンセルした金額が一旦口座から引き落としされます。その次の支払いのタイミングで、請求額から返金分が差し引かれる仕組みとなります。

クレジットカードの支払い額が返金額より少ない場合

ただし、クレジットカードの支払い額が確定後、その次のクレジットカードの請求額が返金額よりも少ない場合は差し引くことができないため、カード会社から差額分が直接支払い口座へ返金されます。

返金の手続きは、店舗からカード会社へという手順を踏んで行われます。返金までに1~2カ月程度の時間がかかる場合もありますので、いつ返金されるか、こまめにクレジットカードの利用明細を確認することが大切です。ちなみに楽天カードの場合、キャンセル情報が到着し、利用明細に反映されるまでには2~3週間程度かかります。楽天e-NAVIで見ることができる利用明細に反映されれば「調整額(キャンセル等)」もしくは「返金額」という項目で確認することができます。

なお、クレジットカードで購入後に、1回払いから分割払いのように支払い回数を変更している場合には、カード会社によって対応が異なります。ちなみに楽天カードでは、分割払いにおいても通常のキャンセルの流れと変わりありません。例えば1回目の分割払い5,000円が請求された後にキャンセルが確定すれば、一旦5,000円は支払うことになりますが、翌月請求分から調整されることになります。

返金の手順やタイミングについての詳細は、各カード会社にご確認ください。

クレジットカードでのキャンセルや返金の際における注意点

キャンセルや返金をすると、そのお買い物によって貯まったポイントもなくなる

クレジットカードでのキャンセルや返金を行うと、そのお買い物によって貯まったポイントは取り消されます。

また、キャンセルしたいお買い物にポイントを利用していた場合は、ポイントの発行会社により取り扱いが異なります。例えば、楽天カードでは楽天ポイントを利用したお買い物をキャンセルした場合、利用したポイントは返還されます。ただし、期間限定ポイントを利用したお買い物の場合は返還の対象外となります。なお、返還されるタイミングについては利用した店舗により異なります。返還された楽天ポイントについては、楽天PointClubから確認することが可能です。

店舗によっては返金に手数料がかかる

基本的に、カード払いのキャンセルや返金に対して手数料はかかりません。しかし、店舗によっては返金すること自体に手数料を設けていることがあります。例えば、JR東日本ではきっぷの払い戻しに手数料を設定しています。また、楽天市場の加盟店によっては返品に一定の条件をつけていることがあります。こうしたケースでは、支払い方法を問わず設定されていることがありますので、キャンセルしたいときは事前に確認しておきましょう。

クレジットカードのキャンセルや返金に関してよくある質問

Q1. 返金されるお金は現金で受け取れる?

A.
クレジットカードは、一旦カード会社が立替払いを行う後払いの仕組みのカードです。クレジットカードで決済された場合、クレジットカードの加盟店はカード会社へ決済の都度手数料を支払っています。加盟店が現金で直接購入者へ返金すると加盟店がカード会社へ支払った手数料が返還されませんので、カード会社から返金する流れとなっているのです。

そのため、購入店舗で返品を行っても、店舗から現金で返金を受けることはできません。

Q2. 返金に手数料はかかる?

A. 
クレジットカードの支払いをキャンセルする場合、基本的に手数料はかかりません。ただし、店舗によっては支払い方法を問わず、商品の返品・キャンセルに関して手数料などの条件を定めていることがあります。

Q3. 楽天Edyのオートチャージがされてからキャンセルはできる?

A. 
Edyが一定の金額以下になった場合、楽天カードから自動でチャージを行うようあらかじめ設定しておくことをオートチャージと呼びます。楽天Edyのオートチャージがされてしまってからのキャンセルは、できません。

Q4. 2カ月以上返金されない場合はどうする?

A. 
2カ月以上の長期にわたって返金されない場合、まずはキャンセルした店舗に連絡してみましょう。店舗によっては返金に一定の条件を設けていることがありますので、返金の手続きがされているのか確認する必要があります。店舗がカード会社へキャンセルの連絡を入れている場合は、カード会社に確認してみてください。

なお、楽天カードでは楽天e-NAVIの「ご利用明細」から確認することができます。キャンセル情報が反映されると、「調整額(キャンセル等)」もしくは「返金額」という項目に表示されます。楽天カードアプリにおいても、「ご請求の内訳」の中にある「調整額(キャンセル等)」「ご返金額」「キャンセル合計」から確認することが可能です。ただし、キャンセル情報が届いてから楽天e-NAVIに反映されるまで2~3週間程度かかりますのでご注意ください。

Q5. 海外で利用したものでも返金を受けられる?

A. 
海外でクレジットカードを利用して商品やサービスを購入した場合においても、キャンセルや返金は可能です。ただし、為替レートの変動によって、購入時の金額と返金時の金額が異なることがあります。また、海外でクレジットカードの利用をキャンセルした場合には、念のため店舗から「キャンセルをした証拠」となるもの(控えなど)を受け取ることをおすすめします。

なお、海外で楽天カードを利用したもののキャンセルを行った場合、楽天カード側には「現地時間」「日本円」のキャンセル情報が届きます。海外でキャンセルをした店舗から到着した日本円の情報で処理がされるため、為替レートの変動によっては実際の利用金額と異なる可能性があります。ただし、申し出によって金額を一致させることもできるようになっています。

Q6. 返品できない場合、クレジットカードの補償が受けられるのは本当?

A. 
クレジットカードによっては、返品・返金に対応した保険が付帯できることがあります。補償の内容はカード会社によって異なりますが、商品の返品を店舗側が受けつけてくれない場合の補償があったり、病気やケガなどによる国内・海外旅行の宿泊キャンセル料などを補償してくれたりするものがあります。ただし、補償の場合はクレジットカードのキャンセル・返金とは別の手続きとなりますので、補償の対象や条件、請求方法などは必要に応じて確認してみましょう。

楽天カードでは原則、支払いをした店舗からのキャンセル情報が届かない限り請求停止やキャンセル処理はしていません。しかし、利用した店舗と連絡が取れない場合や商品未着の場合などにおいては、異議申し立てをすることができます。ただし、この場合でも確実に返金されるわけではありませんので注意しましょう。また、申請できる期限についても限られているため、問題が発生している場合には、早めにカード会社へ確認を取るようにしましょう。

クレジットカードの支払いキャンセルから返金がされるまで、おおよそ1~2カ月程度かかります。返品できない場合やキャンセルに関わる処理で悩むことのないように、正しい知識を身につけてクレジットカードを利用しましょう。

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まとめ:クレジットカードでの支払いをキャンセル(取り消し)するときのポイント

ポイントは以下の3点です。

1. 返品・キャンセルの場合は、まず購入(利用)した店舗に連絡する

2. オンラインショッピングなどで商品の返送が必要な場合は、早めに返送する

3. 返金スケジュールは支払い確定前後によって異なる



クレジットカードで購入した商品やサービスをキャンセルする場合、返金の手続きは店舗側からカード会社へ依頼する形になります。現金で返金されるわけではないということを覚えておきましょう。また、キャンセル・返品した場合には、返金処理がきちんと行われるかどうか、こまめにクレジットカードの利用明細を確かめるようにしてください。

この記事を書いた人ERI

不動産会社や住宅メーカーで働いていた経験から、主に不動産や金融関係の執筆を行っているWebライター。
その他、グルメや地域ネタなどのジャンルの記事執筆も行っています。初心者にもわかりやすい言葉でテーマを解説しています。
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