2020-06-18公開

家電&宅配サービスで「自炊を効率化」したら、面倒なことが排除されて料理が楽しくなった話

自炊の効率化に取り組んだキッチンのビフォー・アフター

自宅生活を快適にするために、せにょーるさんが「自炊の効率化」を実現。自炊を「食材調達」「食材管理」「レシピ検討」「調理」「片付け」に分け、それぞれを効率化する家電(ヘルシオ・ホットクック・食洗機)や宅配サービス(パルシステム)を導入しました。

こんにちは! せにょーると申します。食べることと寝ること以外は本を読んでいたいと思っているくらい読書が趣味な人間です。家で過ごすことが好きなので、普段から家での生活を快適にしたいと考えています。

そして、楽しいこと以外の面倒なことは自動化してしまいたいという気持ちから、家電とインターネットをつないで「スマートホーム」(家の電化製品をネットワークでつないで、スマートフォンや音声で操作できるようにするなどして、快適な暮らしを実現する家)を構築。その様子は、以前Fun Pay!でも紹介しました。

面倒なことはガジェットで自動化しよう 部屋を「スマートホーム」にして得た便利な暮らし

その後、次の目標として取り組んだのが「自炊の効率化」。自炊をする上で面倒だと感じていることを全て排除した、毎日楽しく料理できるキッチンを作りたいと思い至りました。


自炊の効率化に取り組んだキッチンのビフォー・アフター

左が効率化する前のキッチン、右が効率化後のキッチン。手前のワゴンは調理台として活用している

ちなみにこれは、キッチン家電をインターネットでつないで全部自動で動かす、というものではありません。

宅配サービスや家電をうまく組み合わせることで、毎日のおかずが自動で提案され、食材が家まで自動で届き、賞味期限や在庫が自動で管理される仕組みと、調理や片付けの効率化を実現しました。自分がやるのは、楽しく料理することと、おいしく食べることだけ。

それでは、私がどのような過程を経て理想の自炊の仕組みを作り上げたかを紹介します!

 

私が考える、自分なりの「自炊の効率化」とは?

あらためて、私の生活スタイルをまとめると以下の通りです。

・都内在住/独身一人暮らし
・平日は仕事をしている。通常時は9時くらいに出社し、19時ごろに帰宅
・帰宅して就寝するまでの空き時間はだいたい6時間ほど
・効率化前の月にかける食費は約45,000円(そのうち外食は約25,000円)ほど

平日のお昼は外食することにしています。お弁当を持っていった時期もありましたが、レシピを考えたり、弁当箱を洗ったりするのが面倒でやめてしましました。

仕事で疲れた夜は、自炊を諦め、帰り道にある外食チェーン店にふらふらと足が向かってしまうこともしばしば。ただ、外食ばかりだと栄養が偏ったり食費がかさんだりしますし、料理を作るという行為は好きなものの、時間を有効活用したいので、自炊の面倒なところを減らすことで効率化し、自炊の機会を増やすことにしました。

 

家事を「食材調達」「食材管理」「レシピ検討」「調理」「片付け」の5項目に分け、何を効率化したいか考える

さて、キッチンにおける家事は、大まかに「食材を調達する」「食材を管理する」「レシピを検討する」「調理」「片付け」の5項目に分類できます。

その中から何を効率化するかは、人それぞれだと思います。例えば、低温調理器で楽して煮込む方が楽しいという人もいれば、お気に入りの鍋でのんびり煮込むのが楽しいという人もいるでしょうし、じゃがいもの皮むきが嫌いな人がいるかと思えば、逆に好きな人もいるはずです。

そこで、私の場合は何を効率化したいかを考えてみました。

私は自分でレシピを考えるのも好きですが、自分の好みの味はいつも似たような味付けなので、だんだん飽きてしまいます。

レシピ本を参考にすることもありますが、食材の調達が難しかったり、一人暮らしなので使いきれなかった食材が冷蔵庫の奥で傷んでしまったりと、レシピの選び方によっては食材が無駄になるリスクが発生します。

また、食材を調達するためには帰宅時間帯の混んでいるスーパーに並ぶ必要があるのですが、できれば並びたくありません。週末に買いだめもしますが、やはり日持ちの良い食材ばかり選んで、いつも同じ食材、そして同じ料理となることが多く飽きてしまいます。最近では人が集まる場所に出かけることを避けた方が良いという風潮もありますし。

なので、まずは「食材調達」「食材管理」「レシピ検討」の効率化を優先しました。そしてこの3工程を効率化できたので、「調理」「片付け」の効率化も実施することにしました。

効率化にあたって導入したサービスと家電は以下の通りです。

「食材調達」「食材管理」「レシピ検討」……生協の宅配サービス「パルシステム」
「調理」……シャープの「ヘルシオ」「ホットクック」
「片付け」……パナソニックの「プチ食洗機」

それでは、それぞれをどのように利用しているか紹介していきます。

 

食材調達・食材管理・レシピ検討を効率良く行える、生協の宅配サービス「パルシステム」

私が選んだのは、国産・産直・環境にこだわって安全・安心な食材を家まで届けてくれる生協の宅配サービス「パルシステム」です。決め手は、私が効率化したいと考えている「食材調達」「食材管理」「レシピ検討」をこのサービスで全てまかなえるというところでした。

まずは、パルシステムが提供している食材管理アプリ「まめパル」がとても便利です。こちらを利用するだけで、パルシステムで注文した材料が賞味期限付きで自動的に登録されます。材料を使ったら、アプリのリストから削除するだけ。そのため、冷蔵庫に今ある食材は何か、賞味期限がいつまでなのかが、ひと目でわかるようになるのです。

また、アプリ内の食材の欄に「レシピ」ボタンがあり、それをタップすればその食材を使用したレシピが閲覧できます。このおかげで、冷蔵庫に残っている食材をどうしようかと悩むことがなくなりました。


パルシステムで注文できる「わが家の常備菜セット」の一例

ある回の常備菜セット。人参しりしり、長芋の塩炒め、鶏ハム、人参のマリネ、卵の和風ピクルス

さらに、パルシステムには、届いた材料が全部使い切れるように設計されたレシピ付きの「わが家の常備菜セット」も用意されています。これを導入することで、食材管理もしつつ、毎日の食事に「自分が作った以外の味付けが楽しめる」おかずを2品くらい導入することに成功しました。

 

***

 

以上より、パルシステムを導入したことで「食材調達」「食材管理」の効率化を実現しました。「レシピ検討」についても、食材の在庫からレコメンドしてくれるのと、レシピ付きの常備菜セットによって効率化が実現できました。

また、パルシステムはクレジットカード決済が可能なので、家計簿アプリとクレジットカードカードを同期させて毎月の食費を管理できるようにしました。1週間ごとに注文するシステムのため、食費の予想と管理がしやすくなりました。

ちなみに、毎月の食費は、以前よりトータルで10,000円ほど減少しました。1回あたり約4,000円分の注文を1週間分とすると、自炊における食費は約16,000円に。常備菜を作り置きできたおかげで食事の用意が面倒ではなくなり、外食も5,000円ほど減っています。

最近は「調理」「片付け」の効率化にも手を入れるように

「食材管理」「食材調達」「レシピ検討」を効率化したことで、最近は「調理」「片付け」も効率化できるよう手を入れ始めました。実際に導入した家電を紹介します。

 

ウォーターオーブン「ヘルシオ」と自動調理鍋「ホットクック」を導入して、「調理」も楽に

効率化前にあったIH調理器だけでは調理が楽しくないし、楽ができません。なので、加熱調理法「焼く」「蒸す」「揚げる」「炒める」「煮る」を任せられる家電として、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」自動調理鍋「ホットクック」を導入しました。ヘルシオは約32,000円、ホットクックは約33,000円で購入しました。


パルシステムの「わが家の常備菜セット」で届いた材料を下ごしらえする

パルシステム常備菜セットの鶏ハム、人参のマリネ、卵の和風ピクルスの下ごしらえを一度にしているところ

ヘルシオでは過熱水蒸気でいろいろな食材を一緒に焼くことができるので、朝ごはんの準備がとても楽になりました。例えば、パンを焼くと同時に目玉焼きや冷凍食品の加熱も可能なので、朝ごはんの準備を一度に終わらせることができます。

また、「蒸す」機能もあるので、通常の蒸し器以上に広いスペースでいろいろな食材を一気に蒸すことが可能になりました。つまり、オーブントースターと電子レンジと蒸し器をまとめて一つの家電で済ますことができるのです。さらに、加熱水蒸気という、熱が通りやすいものも通りにくいものも一緒に焼いてしまえる素敵な機能もついています。


ホットクックの「まぜ技ユニット」

蓋に接続されているのが「まぜ枝ユニット」。炒めるときなどはこれが回って食材を混ぜてくれる

そして、「炒める」「煮る」については、ホットクックでカバーすることにしました。ヘルシオにもこの機能はあるのですが、ホットクックは他の自動調理器と違って、メニューに合せて最適なタイミングで具材をかきまぜる「まぜ技ユニット」がついているのがポイントです。まぜ技ユニットがついていることで、食材を炒めたり、少ない調味液で全体に味を行きわたらせたりすることができるので、購入の決め手にもなりました。


ホットクックの炊飯機能

ホットクックで炊飯をしているところ

また私が持っている「KN-HW10E」という機種は、他にはない「炊飯」機能を搭載しているのが特徴で、炊飯器の代わりとして使うことも可能です。よって、炊飯器を買うのであればちょっと背伸びしてホットクックを購入した方がいろいろな調理にも使えてオトクかもしれません。


ホットクックで作った人参しりしり

ホットクックで人参しりしりを作っているところ。煮詰めモードで蓋をあけたまま水気をとばしている

蓋をあけたまま加熱する煮詰めモードがあるホットクックは、「レシピ通りに作ったけどちょっと煮詰めて味を濃くしたいな」というときでも、味の様子を見ながら加熱することができるなど、意外と自由度が高い家電です。

ヘルシオとホットクックを使えば、パルシステムの常備菜セットで指定されている調理方法はほぼ全てカバーできました。また、普段の食事でも炊飯をホットクックに任せることができますし、ヘルシオの電子レンジ機能で常備菜を温めることができるので、毎日の食事の準備でも大活躍しています。

 

片付けの効率化で、洗い物に使う時間で他のことができるようになった

自炊をパルシステムで効率化したおかげで、料理やおかずを盛るお皿が増えてしまい、食器を片付ける手間が増えてしまいました。そのため、食洗機を導入することにしました。


Panasonicの食器洗い乾燥機「プチ食洗」シリーズ

一人暮らしであれば2食分くらいの食器は余裕で洗えます

選んだのは、Panasonicの食器洗い乾燥機「プチ食洗」シリーズこちらはビルトインタイプではなく卓上型なので、好きな場所に設置できます。サイズも小さく、幅45cm、奥行き25.9cm、高さ52cm以上のスペースがあれば設置可能です。私のキッチンはやや狭めですが、どうにか設置できました。

さまざまな水栓のオプションパーツもそろっているので、原状回復が必要な賃貸でも設置可能です。私の場合、プチ食洗本体は友人から譲ってもらい(新品で買うと40,000円くらいです)、台所の水栓にとりつけるオプションパーツのみ8,000円で購入しました。


「自炊の効率化」を導入して作った夕食

ある日の夕食。右奥から、常備菜セットで作った白菜のペペロンチーノ炒め、ゆがき大根と春野菜のサラダ、鶏肉のさっぱり煮とご飯と味噌汁

プチ食洗を導入したおかげで、別の皿に気軽に盛ることができ、毎食のおかずの量が増えました。

ただ、おかずは野菜が多めの常備菜セットなので、量は増えても摂取する総カロリーは自炊をする前よりも減り、自炊を始めてからいい感じに体重が減少しています。

また、洗い物に要していた時間をそのまま他のことに使えるようになったので、本来の目的である「片付けの効率化」という点でももちろん有効でした。

 

自炊の面倒な部分を便利なサービスや家電に託すことで、毎日が幸せに

毎日の食事を自炊していくということは、「レシピを検討する」から「片付け」までの5項目を、それぞれ1日3回、7日で21回、30日で90回やっていく必要があります。また、続けていけばいくほど食材が余ったり、賞味期限が過ぎそうになったりして、食材の管理やレシピの検討にも頭を悩ませていく大変な作業です。

今回、自炊の効率化を行い、それをいい感じにアウトソーシングできて満足しています。自分がやることは、自動で送られてきた新鮮な食材を提案されたレシピに従って楽しく調理し、おいしく食べるだけ。

調理もヘルシオやホットクックで、焦がさずおいしく作れるようになっていますし、食べたあとの面倒な皿洗いは機械がやってくれますし、賞味期限や冷蔵庫の中身もアプリでひと目でわかるようになっている。明日、明後日のレシピについてなやんだり、それを作るための食材を調達しに出かける必要もなく、宅配で玄関まで届けてくれる。いい感じのアウトソーシング具合です。

こういうディストピアっぽいシステムって、自分で作って自分で管理されるに限るなら、めちゃくちゃ楽しいんですよね。システムに支配された生活ができて、私は幸せです。

この記事を書いた人せにょーる

エンジニア。ミステリとSFが大好き。
ブログ:ワタナベ書店

編集:はてな編集部

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